歯科衛生士としての働き方の1つして、ホワイトニングサロンを経営する働き方も考えられるようになってきました。
以前の歯科衛生士は、歯科医院で働くものというイメージが強かったと思いますが、歯科衛生士の可能性が広がりつつある中で、新しいチャレンジをする選択肢も出てきました。
そこで今回は、ホワイトニングサロン経営者としての歯科衛生士の働き方について詳しくご紹介します。
セルフホワイトニングサロンとは?
歯科医院で行うホワイトニングは主に「過酸化水素」を使用して、歯科医師や歯科衛生士の元ホワイトニングを行います。
そのため、効果が高い薬剤を使用するので、高い効果が見込め、歯本来の白さより、さらに白さを実感することができます。
一方、セルフホワイトニングサロンは、歯科医師や歯科衛生士などの資格を持っていなくても、お客さま自身が自分でホワイトニングを行うことができます。
ただし、着色汚れをきれいにすることを目的としていて、歯本来の白さを目指す施術です。
そのため、医療機関ではなく、資格の必要もありません。
ただし、お口の中の知識がある歯科衛生士が開業することで、他のお店と差別化をはかることができます。
また、カウンセリングや機械の使い方をしっかりサポートすることで、安心感や信頼感を得られ、リピートにつながっていきます。
セルフホワイトニングサロンが注目される理由とは
セルフホワイトニングは数千円~施術ができるところが多く、費用を抑えてホワイトニングをしたい方におすすめの方法です。
歯の白さは清潔感がありますし、お口の中の関心は高まっていますが、費用の高さでホワイトニングができなかった方も手軽に取り入れられるため、さまざまなところで広がっています。
歯科衛生士がホワイトニングサロンを始めるメリット
自分のペースで仕事ができる
歯科医院の歯科衛生士として仕事をする場合には、決まった勤務形態で働くことが多く、自由に休みを取りにくい環境になります。
歯科医院は少人数制で働いていることが多く、1人休んでしまうとほかのスタッフに迷惑がかかってしまうことが多いためです。
そのため、ライフスタイルが変わって、出産・育児をし始めると時間的に難しくキャリアを諦めてしまう方も少なくありません。
子どもが熱を出して休みになってしまった……。自分の責任ではないですが、そんなことが続いていると、心苦しく思ってしまい、もう少し子どもが大きくなってから働こうと歯科衛生士のキャリアを諦めてしまうことも。
資格があるので、違う職場でも復帰しやすい背景もあります。
自分で責任を取る場面は増えてきますが、ホワイトニングサロンの経営者になれば、プライベートと仕事を両立しやすくなります。
・年収アップを目指せる
歯科衛生士の給与は、地域によっても差がありますが、300~400万程度といわれています。
(おのうち歯科・矯正歯科・こども歯科ではチーフ衛生士になると、年収500~600万の実績があります)
安定している反面、長年働いていても、給与が上がりにくい傾向になります。
また、営業などではないため、明確に仕事を評価してもらう評価基準が分かりにくい点もあります。
その点、ホワイトニングサロンを経営すると、年収は自分で決めることができるため、悪い場合も良い場合も自分に返ってきます。
ホワイトニングサロンは、比較的低コストでスタートができるため、収益性の高いビジネスです。
・今までの経験を活かせる
セルフホワイトングサロンは、資格の必要ありませんが、お口の中の施術なので、今までの経験を活かして接客ができます。
お客さま自身に施術してもらうため、コミュニュケーション能力や営業力が必要です。
歯科衛生士として勤務した経験で説得力のある説明ができるでしょう。
どうやってホワイトニングサロンを経営するの?
ホワイトニングサロンを経営するためには、今まで歯科医院で働いていた知識以外にたくさん決めることがあります。
まずは、店舗の場所や導入するホワイトニングの機械、開業届や開業にかかる費用の計算などさまざまな知識が必要です。
最近では、セルフホワイトニングのフランチャイズもあり、開業をサポートしてくれる所もあります。
自分一人で難しい場合には、サポートしてくれる会社を通して準備していくとスムーズに進みやすくなります。
自分でホワイトングサロンの経営に興味がある場合には、ホワイトニングの施術を行っているクリニックで働くと実績にもなるのでおすすめです。
おのうち歯科・矯正歯科・こども歯科では独立希望の衛生士に、金銭面での支援もおこなっております
【まとめ】
歯科医院で行うホワイトニングは白さを追求していますし、セルフホワイトニングは歯本来の白さを取り戻すことを目的にしています。
ただし、歯科医院でのホワイトニングの経験が今後の開業に役に立つでしょう。
おのうち歯科・矯正歯科・こども歯科では、歯科医院で行うオフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、2つのメリットを合わせ持つデュアルタイプに対応していますので、ホワイトニングを学びたい方にもおすすめの環境です。