給与以外にも注意が必要!新卒歯科衛生士が気をつけるべき福利厚生

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みなさんこんにちは。

愛知県知多市の歯医者【おのうち歯科・矯正歯科】です。

 

「求人を見ても確認するポイントが分かりにくい……。」

特に初めて働く新卒の歯科衛生士は、勤務時間や給与など以外の項目まで確認していないのではないでしょうか。

長く働き続けるためには、福利厚生がとても大切です。

そこで今回は、新卒歯科衛生士が気をつけるべき福利厚生についてご紹介します。

入社してから「こんなはずじゃなかった!」なんてことにならないように、しっかり読んでください。

・有給休暇

 

6ヶ月以上勤務をしていて、所定の勤務日の8割以上勤務している場合には、有給休暇を取得することができます。

初年度は基本的に10日程度ですが、その歯医者によって日数は前後する場合があります。

 

有給休暇の取得は、2019年より年5日の取得が義務化されました。

同時期の多くのスタッフが休まないように時期を考慮する、担当の患者さまの引継ぎなどをするなどの配慮は必要で、お互い気持ち良く仕事ができるようにしましょう。

冠婚葬祭や急な体調不良にも対応できるように、計画的に有給休暇を使用しましょう。

有給は労働者の義務です。しっかりと取得をしましょう。

非常勤の有給休暇

正社員の有給休暇の日数と計算方法が異なり、週に何回勤務するかによって計算します。

正社員の方が年に10日程度の有給休暇だった場合、1年間の勤務日数に応じて算出されます。

そのため、週に2回勤務している方と比較すると、週に4回勤務している方が、有給休暇が多くなります。

また、勤続年が増えてくると有給休暇が増えていきます。

非常勤にも当然有給があります。

当院は、院長が「非常勤も有給をとりましょう」と言っているので安心です。

・体調不良でも休みにくい

 

自分の体調管理だけでなく、小さなお子さんがいる方は突発的な発熱や体調不良もあるでしょう。

多くのお子さんは、大きくなる過程で体調不良の回数も減っていきます。

その期間、チーム皆でサポートできる体制が整っている所が長く働きやすい職場です。

誰かに負担がかかるチーム体制では休む人も休みにくくなってしまいます

 

スタッフに無理がかからないようなチーム体制が大切です。

特に、衛生士でなければいけない処置のアポイントが入っている所もあると思います。

ほかのスタッフにお願いできるようなチーム体制になっているでしょうか?

衛生士の人数なども確認しておくと安心ですね。

売り上げばかりを意識している歯科医院だと、衛生士人数に対してアポイントがパンパンに入っている事があります。

それではいくら人数が多くても急な体調不良で休めません。何人余分にDHが配置されているかもしっかり確認しましょう。

 

・残業代

 

患者さまが遅くなった場合には、勤務時間を超えることもあります。

一般的には残業代が出ますが、残念なことに中には残業代が出ない歯医者もあります。

話し合うことで解決する場合もありますが、きちんと働いた分を評価してくれる歯医者を選びましょう。

 

残業代の計算方法

雇用契約をした際に、所定労働時間より超過した分を残業代として計算します。

法定労働時間(1日8時間・週40時間)です。

所定労働時間は、歯医者ごとに異なり、たとえば7時間の勤務だった場合には残業代を支給するかはその歯医者の判断になります。

 

また、8時間を超えて勤務する場合には、その超過分を時間外手当として支払うことが義務つけられています。

 

・産休・育休の制度

 

産休は、出産予定日の6週間前から産後8週間まで取得できる制度です。

労働基準法で決められており、出産準備や産後の体力の回復を目的としています。

 

育休は、育児のために休暇を取得することです。

取得をするためには、条件を満たしている必要があり、条件を満たせば雇用保険から「育児休業給付金」が支給されます。

 

育児休業給付金の条件とは

  • 育児休業後退職の予定がないこと
  • 雇用保険に加入して、保険料を支払っている
  • 原則として、1歳に満たない子どもを扶養している
  • 同一事業所に1年以上勤務している
  • 育児休業中に休業開始の給与と比較して80%以上の給与がでないこと

を満たしていることが条件です。

そのため、同じ歯医者に1年以上勤務していて、育児休業後も復職する必要があります。

退職してしまうと、この条件から外れてしまい、育児休業給付金は対象外になります。

 

歯医者の中には、少数の人数のチームもあります。

1年以上休暇を取れるようなチーム体制になっていない所もあり、育児休暇の取得が難しい場合があります。

 

ライフスタイルが変わっても、その時の状況をみんなでサポートして働き続けられる歯医者がおすすめです。

育児休暇の取得実績がある歯医者は、サポート体制があることが多いので、確認してみましょう。

 

・勉強会が勤務時間外

 

歯科の知識は、日々アップデートしていく必要がある場合も多く、勉強会などに力を入れている歯科医院も増えていると思います

セミナーや勉強会に関しては、歯医者によって考え方がありますが、勉強会も業務の一環をして勤務時間に勉強会やミーティングを行う方がスタッフもモチベーションが上がりやすいです。

 

スタッフのスキルアップを考えてくれているのはありがたい事ですし、さらに働く環境として勉強会も勤務時間内に行ってくれる職場はスタッフへの気遣いがあるのではないでしょうか。

 

長く働き続けることはできるかという点からも勉強会やミーティングの勤務時間内は大切です。

多くの医院が勤務時間外で勉強会をやっています。

給料が払われているなら問題ありませんが、給料が払われていない場合は問題です。

しっかりと確認しましょう。

院長に聞きにくい場合は、見学時にスタッフに聞くのもいいかもしれません。

 

ライフスタイルに合った勤務をしてもらいたい

 

おのうち歯科・矯正歯科・こども歯科では、ライフスタイルに合った女性の働き方を応援しています。

新卒の方は、始めて歯科衛生士として働く歯医者が基準になることが多いでしょう。

毎日多くの時間を勤務する歯医者で過ごします。

多くのことを吸収して、いつまでも歯科衛生士として輝き続けるために、働く体制やチーム体制は重要です。

 

当院では、産休・育休や院内託児が可能な勤務、有給休暇の取得はもちろん時季指定の廃止、独立のサポートなど働きやすい環境を整えています。

また、女性のワークライフバランスを推進して、育児や介護ができるような取り組みを行っているとして愛知県が認証されています。

常勤、時短勤務、産休・育休、介護休暇、週2勤務、独立後にダブルワーク

など、歯科医院としては珍しく幅広い勤務実績があります。

歯医者のチームの1人として、一緒に歯科衛生士として成長していきたい方はお気軽にご相談ください。

 

当院の働き方はこちら

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